三重県松阪市飯高町
今回は4山で終了予定だったが
局ヶ岳登頂後に時間がたっぷり余ってしまい、天気が良くこのまま帰るには勿体無いのでもう一山登ることにした。 帰り道にある迷岳を選んだが、予備知識がまったくなく、布引滝へは遊歩道が通っており簡単に登れるのでと思ったのが大きな間違いだった。
コースタイム 登り:20分で敗退
敗退
今回の遠征
まよいだけ
地元のジジーの助言は平瀬橋を渡って直ぐに左に曲が
れだった。 揺れることのないしっかりした吊橋を渡る。
平瀬橋から下流側を見ると、駐車地の隣りの車のおっさんがアマゴ釣り
をしていた。 下山後、話しをするとボウズだったらしい。
平瀬橋から見た ”蓮ダム”(はちすダムと読むらしい)。 先程、ダムを渡
って登山口を探しに行ったが、道標も踏み跡も無く諦めて水辺公園に来た。
ジジーの助言通りナビテープを追って山側に入る。
小さな沢を渡った辺りから踏み跡が怪しくなってくる。
平瀬橋を渡って左に曲がり川沿いに進むが、この辺りは踏み跡が
しっかり付いており、崩壊部分にも脚立で整備されていたので、
この時点では軽く ”布引滝”まで行けると信じていた。
登ること20分の地点にて、もし何時までもこの状態が続くのであれば俺には ”迷岳”どころか ”布引滝”までも行くのは無理の気持ちが
強くなり、ここで ”勇気の無い敗退!”とする。
踏み跡らしきものはあるのであるが、昨年の台風12号の影響か、
一面流木で覆われてしまっていた。 道が悪いのはこの辺りだけ
だろうと更に進むが・・・
尾根コース
敗退後、尾根コースを登っておけば良かったと後悔し、今からでもと思ったが、
日暮れてしまう可能性が大なので、次回のリベンジに回すことにした。
音羽山に向かう
敗退で悔しいのと、まだ時間がたっぷりとあるので、更に帰り道の音羽山に向かう。
まず、ホテルスメール近くの登山口を確認しに行ったが、コースタイムは8時間30分となっており、7時間で往復出来るであろうが出発時間が遅いので諦めた。
”布引滝”へは当然、滝下まで遊歩道が通っているのではと考えたのが間違いの元になった。 蓮ダム下流の平瀬橋付近に住むジジーに布引滝への道を聞くと、懇切丁寧に教えてくれて「道は判り難いがテープのマークがあるから大丈夫」と言う。
ならば ”迷岳”に登れなくても ”布引滝”までは行きたいと9時56分に平瀬橋から出発する。